嫁姑問題で多い原因の1つが「嫁いびり」です。立場的にも嫁よりも姑の方が上なことから、嫁は泣き寝入りしたりしてしまうことが多い…。しかし、その嫁の姿をみて、段々と姑が自分の行動を冷静に見始めます。
そんな時に、今までの行動を後悔する姑…。とはいっても、どう仲直りをしたらいいのか?と悩んでしまい、結局、嫁姑問題が解決しない状態が続くことが大半です。しかし、嫁いびりを公開しているのであれば、まだまだ溝を埋めることが出来るかもしれません。
そのためには、今までなぜ自分が嫁いびりをしてしまったのか?という原因から考えてみましょう。原因から仲直りをするまでの流れを伝授しましょう。
☆嫁いびりをしていた姑の本音
嫁いびりをしている姑は根本的に自分のことを悪いと思っていなかったはず。そのため、なかなか気づくことが出来ないのです。嫁は姑よりも立場が低いことから、ちょっとした嫌なことをされたり、言われたりしても我慢していることが多い…。
だからこそ、自分の行動に気づくのが遅くなってしまうのです。そんなあなたも、今、嫁いびりを後悔しているということは、自分の行動を冷静に見ることができたということになります。ここでは、嫁いびりをしていた原因をはっきりさせましょう。
はっきりさせることによって、自分の気持ちや行動を理解することが出来、これから同じような嫁いびりをしないように、出来ますよ。
・息子を取られた気分になった
異性の子供は可愛いと言いますが、その可愛さから子離れ出来ていないことが原因。自分よりも嫁の方が息子に大切にされていると思ったり、嫁の方が息子のことをよく知っているというヤキモチから嫁いびりをしてしまったのではないでしょうか?
私にも子供がいるので、可愛くて仕方ないことはわかります。しかし、息子を1人の大人の男性として嫁を大切にする男性に育ててあげたいですよね。
・人として合わない
人は生理的に合う合わないがあると言われています。特に女性の方がこういう感覚になることが多いそうです。人として合わないことで、いろんな嫁の行動が気になってしまうのです。仕方ないと言えばそれまでですが、息子の嫁なので家族となりますよね。
いつかはお世話になることがあるかもしれない…。そんなことを考えた上で、1人の人間としてどのように嫁と向き合った方がいいのか?考え直してみて下さい。嫁ということはあなたの家族の1人。家族を好きになれないのは辛いですよ。嫁のいいところを探してあげましょう。
・嫁いびりを自然にしてしまっていた
以外に多いのが自覚のない方です。むしろ嫁を「助けてあげよう」という気持ちからしていた事が、嫁いびりに繋がってしまいます。例えば、同居していて部屋の掃除をしてあげたとしましょう。それを見た嫁は「もっと掃除をしなきゃ」という気持ちになってしまうのです。
ただ、これは元々の関係が浅いから怒ってしまったのではないか?と考える部分もあります。しかし、このような行動も嫁いびりの1つとなってしまうのが悲しいですね。嫁との関係が出来上がるまでは、1つ1つの行動をすることで「嫁はどう思うか?」と少し考えるといいかもしれません。
☆嫁にしっかりと謝りましょう
嫁いびりをしていた事を公開したのであれば、まずは謝ることが大切です。姑という立場を考えて謝りたくないと思っている方もいるかもしれません。しかし、今までしてきた行動を後悔しているということは、それだけのひどいことを嫁にしてしまったのです。
プライドが邪魔して謝らないという選択肢はありませんよ。態度を変えることで「最近、お義母さん優しいな」と思ってくれるでしょう。しかし、態度を変えただけでは嫁が今までのことを許してくれるかは分かりませんよね。
後悔しているのであれば、1番にすることは「ごめんなさい」ということです。面と向かって謝ることでお互いの表情を見ることが出来るので、相手がどう思っていたのか聞くことも出来るかもしれません。そういう本音の話し合いがこれからの関係を良くしていく1歩となりますよ。
☆嫁姑の関係を修復するためには?
嫁にしっかりと謝ったところで、ここからが本番です。嫁いびりしていた分、嫁が姑に対するイメージは悪いため、急に関係を縮めたりすることは辞めましょう。苦手な人に距離と縮められると受け入れにくくなりますよね?そのため、嫁姑の関係を修復するためには、慎重にならなければいけません。
・少しずつ会話を増やそう
少しずつ会話を増やしていくことによって、嫁の反応を見ることができます。急に距離を縮めてしまうと、姑が自分のことでいっぱいいっぱいになってしまって、嫁のことを考えることができなくなります。会話をしている時に気を付けるのは「嫁の話を聞く」ということです。
嫁の話を聞いているうちに、嫁がどのような人柄をしているのか、改めて知ることができますよ。
・嫁の気持ちを考えて行動をしよう
嫁いびりをしていた分、嫁は姑に対して腫れものを触るような感覚で接しているはずです。そこで、一つ一つの行動を嫁はどう思うのか?嫌な気持ちにならないか?と考えてみて下さい。特に、同居しているなら尚更です。自分の行動を考えているうちに、嫁がどんな気持ちだったのか気づくことができます。嫁の顔色を伺う必要はないですが、嫁が嫌がる行動を知ることが大切です。
・息子に間に入ってもらおう
急に修復をしようとしても、どうしたらいいのか分からなくなってしまうこともあります。そんな時は、息子に頼りましょう。息子に嫁と仲良くなりたい事を伝えて、少しでも仲良くなるにはどうしたらいいのか?聞いてみて下さい。
そして、その旨を嫁に伝えてもらうようにしましょう。息子を通すことで、姑も素直な気持ちを伝えやすくなるはず。姑の本音を聞いた嫁も、段々と態度が変わってきてくれるかもしれませんよ。
☆まとめ
嫁いびりを後悔している方は、嫁と仲良くなるためにはとても大変です。嫁がどのようなタイプなのかにもよりますが、なかなか心を開いてくれないようなタイプでは時間が掛かるかもしれません。しかし、それでも根気よく頑張ってください。
ほとんどのお嫁さんも、出来れば姑と仲良くしたいと思っているはず。現に私は嫁姑仲がいいです。その理由としては、姑がいい距離感を保ってくれているからだと感じています。そのおかげで、私から義実家へ行こうという気持ちになることも多いですよ。
嫁姑の中が良くなるには、姑の態度がとても大切になってきます。初めはいろいろ考えて疲れてしまうかもしれませんが、そのうちに慣れていきますよ。お互いにいい距離感をつかめたら、その後すごく仲良くなれるはず。頑張ってくださいね。