雑記

老後貯金がない!年金生活で貯金なし老後暮らせる?いくら貯金は必要?

今回はニュースやドキュメンタリーなどに取り出されることを見かけるように関心も高い老後貯金について、調べてみました。

老後で不安になるのはお金と生活です。ふと一瞬どうなるんだろう?と考えたことはあると思いますがガッツリと先の試算を頭の中で計算すると???ばかりで難しくなって考えることをやめたりしてしまいますよね。

そこで老後で待ち受けるリアルな現実と貯金なしでも生活は出来るのか?

そして老後に向けて気をつけることをわかりやすくまとめてみました。

年金で無事生活を送れるのか?

老後を考える上で切っても切り離せないのが年金です。

しかしこれから年金をもらう方、そして将来年金を貰う20代、30代、40代、50代の方にも考えて頂きたいのは年金を当てにはしてはいけないということです。

よく将来は年金を貰えない、ありえないという話題を聞いたことがあると思います。この国の政府としては年金貰えない=国の破綻を意味するので、破綻はありえないと言われていますが、貰えない可能性も考えて、これから先の事を考えて貯蓄をしていく方が良いです。

1980年代のバブル期などから今現在まで銀行は潰れない安定の仕事と言われました。しかし1997年を筆頭に北海道拓殖銀行、山一證券などが次々と事実上の経営破綻となり、当時潰れないと言われた銀行が潰れてしまい大きな問題となりました。

これと同じで国の経営破綻も絶対ないとは言い切れないのが現実です。このことから最悪の事態を想定し自分の力のみで生活する術を考えなくてはならないのは必須で、これから先のことは不透明なことも多くなります。

さらに少子高齢化の影響で、人口が減り現在の1億2700万人から40年後には9000万人を割るかなりの異常なペースで減り続けます。ここ気づいて頂きたいのはこの9000万人に減る時代の時、今の20歳はちょうど年金が貰える5年前で人ごとでは済まされないヤバい年なのです。

また政府も、将来貰える年金に対して減るという発言もありました。これは所得代率という少し難しい言葉で説明していますが、簡単に話すと年金は自分の所得のなん%を年金として払いますよという仕組みですが、現在の率は62%で将来は50%まで落ちます。

これを全て踏まえた上で考えなければいけないのは18歳の社会人からすでに年金や老後の貯金を用意やどう乗り切るかを考えなければいけません。

将来が、好景気になり福祉の面も改善され良くなる可能性も当然ありえますが、先ほども言ったように先行きは不透明過ぎるので考えすぎて損をすることは絶対にありません。

老後の貯金は結局いくら必要なの?

老後の必要な貯金は貰える年金とは別に良く3000万円必要と言われていますが、これでもかなり実際は厳しいです。豊かな老後を暮らすために必要な額は5000万円くらいがベストです。

えっ5000万円も!?なんでそんなに必要なの?と思われますが、これには根拠があります。

現代の平均寿命は厚生労働省のデータを見ると

1947年 53.96歳 女性 50.06歳男性で
2017年は87.14歳 女性 80.98歳 男性

このようにこの70年で30歳近く平均寿命が延びています。医療や科学技術の発展が寿命増加の要因でありますが、この結果を受け政府は「人生100年代構想」と銘打ち実現へ向けて開始しました。

具体的などんな事をするかということですが、政府公式ページから抜粋しましたのでご覧ください。

一億総活躍社会実現、その本丸は人づくり。子供たちの誰もが経済事情にかかわらず夢に向かって頑張ることができる社会。

いくつになっても学び直しができ、新しいことにチャレンジできる社会。人生100年時代を見据えた経済社会の在り方を構想していきます。

たまに人生50年という言葉を耳にしますが、もはや現代は人生100年の時代に突入していくということで100歳まで生きることは珍しくなって来ます。

ここまで人口減少や寿命について話して来ましたがそれが、将来の貯金についてとどう関係があるかお話ししますと65歳から100歳まで生きると想定して貯金をしなければならないからです。

これを65歳から100歳まで生きたとして計算して算出をしました。これは年間300万円を使うと考慮して計算してみました。年金はなしと考え別に貯めるお金は300万×35年で1億500万円となりました。

驚愕の数字ですよね。

おそらくこれだけの金額を老後蓄えている方はほぼ0に近いんじゃないでしょうか。さらに現在の年金給付額を元に35年でどれだけ貰えるのかも算出してみました。今の年金給付額は男性14万5千円 女性が10万2千円です。

男性
14万5千円×12ヶ月で174万円

174万円×35年 6090万円

女性
10万2000円×12ヶ月で122万4千円

122万4千円×35年で4284万円となりました。

女性が貰える金額が少ないのは途中で専業主婦になるため低くなっています。あとは全体的に男性に比べ所得が低いことからこのような数字になりました。

ざっと計算して男性が6000万円で女性が4000万円なので先ほどの1億から引けばそのう数字がリアルな貯金額とはなりますが、それでも4千万円貯めなければならず貯めるのはかなり大変です。

また退職金などを当てにしがちですが、終身雇用制が無くなりかけていますし、転職などが多ければ当てには出来ません。となると将来の蓄えは40代や50代から考えるのではなく、18歳から考えていくなど気づくのに早ければ早いほど有利になります。

軽く計算しても月に10万円は貯めないと4000万円は貯めれないです。

月10万円×12ヶ月120万

120万×40年で4800万円

これもかなり溜めるのは難しいですが、出来るだけ溜めなければいけません。この金額があれば将来の病気や怪我にもある程度は備えなどがあるのでなんとかなります。ただしこの高齢化で起こる変化は働き方も違う形となります。

今までは65歳定年でしたが、これからは70歳、80歳でも働くというのが当たり前の時代になります。実際には先ほどの貯蓄まで貯めれるのは全体の1割以下で足りない世帯は高齢でも働かざるおえなくなってしまいます。

なので貯める年も65歳ではなく70歳までに出来るだけ貯めるなどそんな時代も必ず来ます。

老後に貯蓄なしでも生きれる?

実は私の経験上の話も混じってしまいますが、貯蓄がなければそれだけ生活が厳しくなるのは必然で、仕事柄高齢のお客様を扱う仕事でしたが、やはり細々となんとか生活している方は多く贅沢はあまり出来ないです。

先ほどの貯蓄額があれば贅沢三昧は出来ませんがゆったりは暮らすことは出来ますが、貯蓄がなければ実際はなんとか生活出来るくらいは大丈夫です。

ただし急な病気の出費や高価な物の対応などはかなり難しくなり、高齢化と共に病気のリスクは高くなってしまうので、これらを考えると出来ないことはないけど、健康さえ長く維持し贅沢ができなくても良いならOKです。

まとめ

今回は貯蓄と老後そして年金に関することについて書いてゆきましたが、給料があまり上がらない現代としては悩んでしまうと思います。

しかし準備あれば憂いなしで、先のことを考えてどう充実した老後を過ごしていくかを想像しそれに向けて行動することで、自然と知識や対策などは長年考えると良いアイデアなどは必ず思いつきます。

今回はその考えるきっかけとなって貰えれば幸いです。

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