家の購入というのは人生の中でも、大きな買い物になります。そのため、家族はもちろん仲の良い友人には報告をしたほうがいいと言われています。というのも、結婚・妊娠と一緒のように報告されなかった時、友人は少し寂しさを感じるかもしれないからです。
ただ、報告の仕方に少し気を使わなければいけません。それぞれ親と友人とでは報告の仕方は変わってきますが、どちらも「相手がどう思うのか?」というところを考えてあげましょう。
特に、友人への報告の場合は、マイホームの購入に気持ちが舞い上がってしまい、そのままの状態で報告をしてしまうと、失敗しがちです。なぜなら、自慢っぽく相手が嫌な気持ちになりかねない話し方をしてしまう可能性が高いから…。
中には、報告で嫌な気持ちになり、友人と疎遠になってしまったという話も聞きます。そういうことにならないように、どんなことに気を付けたらいいのか覚えておきましょう。
また、親への報告の場合は、子供が勝手に決めてきてしまうと寂しい思いをします。中には、反対する親もいるでしょう。そうなることのない様に、少しずつ話しておくことが大切です。
では、早速それぞれにどのような報告の仕方をすればいいのか、見ていきましょう。
親への報告の仕方
親はいつまでも子供が心配なものです。特に若くして結婚し、マイホームの購入を考えているとなれば、金銭面的にも心配の原因はつきません。そこで、マイホームの購入に賛成してもらえないと、スムーズに購入ができなかったり、親との仲が悪くなってしまいます。
なるべく、関係を崩すことのない様に、報告するには3つのポイントを抑えておきましょう。
・契約前には報告をする
契約前には、必ず報告するようにして下さい。なんの相談もなく、契約してから伝えてしまうと親は唖然としてしまうかもしれません。子供からしてみれば「親には関係ない、同居するわけではないのだから…」と思うことでしょう。
確かに、住むのは親ではありません。でも、マイホームのような大きな買い物の場合は、もしものトラブルを避けるために、事前にほうこくしておくのがベストです。
初めは改めて報告する場を作る必要はありません。実家に遊びに行ったときなどにマイホームについて考えている事を伝えましょう。世間場内の中でするくらい軽い感じからで大丈夫ですよ。
・貰っている書類をすべて持っていく
契約が本格的になってきたら、しっかりと話しをする場を設けましょう。親が「あなたたちの好きにしていいよ」という方であれば、話し合いをしなくても問題ありません。しかし、多少なりともマイホームに関して興味や心配をしている親の場合は、きちんと家について説明しておきましょう。
また、話し合いをする際には、今までに貰っている書類をすべて持っていくといいですよ。話をしている中で、書類を持っていくと聞かれたことに答えやすく、親も理解しやすくなりますからね。
・仲が悪くても最低限の報告はしておこう
中には親と仲が悪く疎遠になっている方もいます。親と仲が悪いと報告をしないこともありますが、最低限の報告はしておきましょう。直接会いたくなければ電話やメールでも構いません。親が子供のマイホームの購入を知らないのは寂しいものがあります。
一応「マイホームの購入を考えています」くらいの報告はしておきましょう。
友人への報告の仕方
親への報告よりも友人への報告の方が気を付けて欲しいことがたくさんあります。友人というのはトラブルになってしまうと、疎遠になってしまい、友人ではなくなる可能性があるからです。
「そんなことでトラブルになる友達はいない」と思っているかもしれません。しかし、いざ報告してみたらトラブルになった、喧嘩になったという話は少なくないのです。
マイホームの購入をきっかけに友人をなくしてしまったら、つらいはず…。そうなることのない様に、友人への報告のポイントを抑えておきましょう。
・自慢をするような言い方はしない
マイホームの購入は一般的に「夢のマイホーム」と言われるほど、憧れている方は多いです。そんな中、自慢するように話してしまうと、友人は気分を害してしまうかもしれません。マイホームの購入が嬉しいのは分かりますが、報告する時には、口調など気を付けるようにしましょう。
話し方ひとつで、その後の友人との関係が変わることも少なからずあるのです。「自分は大丈夫」と思うことなく、イメージトレーニングをしてから話すと、心配なく報告できますよ。
・金銭面の話はしない
金銭面の話はお互いに楽しくなる話ではありません。よっぽど仲がいい友人なら別かもしれませんが、金銭面の話をマイホーム購入の報告の際にするのは少し、タブーだと感じます。
これからマイホームの購入を考えている友人は気になり聞いてくるかもしれません。しかし、初めはうまくごまかせるといいですね。というのも金銭の話をすることで、どちらが貯金があるのか?などの部分が明確になってしまうから…。そういうデリケートな部分を話しするなら後日にしましょう。
・サラッと報告をする
マイホームの購入は聞く友人によっては自慢にしか聞こえないことがあります。そのため、報告をする時はサラッとするようにしましょう。お勧めなのは、友人と何人かで集まっている時です。
みんなが集まっている時であれば、それぞれがいろんな話したいことがあるため、マイホームの購入についても詳しく話す必要がなくなるというのが理由になります。なので、出来ることなら1対1で報告するのではなく、大勢で集まっている時にしましょう。
報告した人は招きましょう
報告をした人は、家に招くようにしましょう。親はもちろん友人も報告は受けたけど、家に招いてもらえないと寂しい気持ちになります。招いた時も、自慢ぽくならないようにするのがピンとです。
みんながくつろいで過ごすことができるように、ちょっとしたおかしなども用意しておくことをお勧めします。報告した際に「今度遊びに来てね」などの一言を伝えておくと、友人側もいいきっかけができて、家に来やすくなるはずです。
ちょっとしたことですが、言葉が足らないと距離ができてしまうので、相手がどう思うのかを考えながら報告し家に招くようにしましょう。
まとめ
マイホームの購入の報告は、サラッと自慢ぽくならないようにするのが大きなポイントだということになりますね。実際に私が友人に報告した時には「家を建てたから今度遊びに来てね」とサラッと伝えて正解だったと感じました。
というのも、家に招いた時に詳しく家の話を聞かれたりします。聞かれたことに答えるというのは「自慢」にはならないですよね。
マイホームのことに関しては、自分から言うのではなく、相手から聞かれたことを答えるようにしたほうがいいでしょう。
また、両親や家族の場合は購入してから、なるべくすぐに招くようにして下さい。親族は友人よりも先に招くことが一般的なようですよ。