雑記

少女漫画月刊誌の人気は雑誌の対象年齢と傾向に大きく左右される!?

題名を見たり、漫画家さんのお名前を聞いただけで一瞬で記憶が蘇りまわりの景色が変わり1人勝手に妄想世界に入り込む。

そんなことが許されて、そんなことを起こせるアーティストって本当に素晴らしい!

最近の少女漫画月刊誌の人気

人気を推し量るのは思い入れも重要な要素ではありますが、後はアニメ化などいかにメディアによって多くの人に認知されているかもあります。

一番わかりやすいのは発行部数ではないでしょうか。

それにかぶせて単行本の売れ行きは輪をかけて人気を物語っていますよね。

最近の波高部数から見る人気を紹介させていただきます。

1、ちゃお 2、りぼん 3、別冊マーガレット 4、エレガンスイブ 5、フォアミセス

6.花とゆめ 7、LaLa 

このへんにしておきますが、とにかく驚きました。

私は40代ですが私が幼少期夢中になって読んだ少女漫画月刊誌は断然「なかよし」なのです。ちなみに「なかよし」は11位でした。ありえません。当時は2大誌化で人気を博していましたが、もう1つの人気少女漫画月刊誌は「りぼん」です。

「りぼん」派と「なかよし」派は少ないお小遣いの中から買う月1の自分へのボーナス的に手に入れたお互いの月刊誌を貸し借りして今後の展開、感想を話し合い楽しんだのです。

それが今や三大少女漫画月刊誌は「ちゃお」を筆頭に「りぼん」はいいとして、ちょっとお姉さん向けのいわゆる「別マ」。「なかよし」は??とかなり混乱しました。

でも、よくよく考えると娘世代は圧倒的に「ちゃお」でしたね(笑)今でこそジャンプショップなどかなりメジャーな感じで各地にありますが、「ちゃお」掲載のある漫画の単独ショップが登場するなど人気はそれは凄まじかったです。

そして個々で気になる人気のランキングですが、上位に小学生向けのものが入っているということです。先ほどもちょっと話しましたが「ちゃお」「りぼん」は明らかに小学生向けなのに対し、「別マ」はいきなりお姉さんな気がするのです。

というか、小学生向けが1位、2位というのは今の大人の漫画離れの現れなのでしょうか?

子供はどんどん減ってきていますし、お小遣いは昔よりは多いのかもしれませんが、自身で購入しているのか買い与えられているのか、手にする機会が増えたこと、テレビで付録の宣伝も含めてCMを流しているのは「ちゃお」だけですし、アニメ化も多大な影響を及ぼしていることが人気の要因だと思われます。

少女漫画月刊誌の対象年齢の動き

大人の漫画離れの件に少し触れましたが、私をいちいち例にだすのはどうかと思いますが、私は、「なかよし」からその後は平行して「別マ」「別コミ」「別フレ」「花とゆめ」「LaLa」

を読み、さらに「YOU」「BE LOVE」をずっと愛読してました。

もちろん自分では全て購入することはかなり厳しいので、母の協力のもとです(笑)ずっと「なかよし」を読んでいたわけではなくて成長するにつれそれなりの年齢を対象とした漫画月刊誌に移行したのです。

ただ、自分でも少し移行が急だったと思います(笑)実は知人に少女漫画家さんがいて、その方は最近まで「ちゃお」に漫画を連載していました。書店には彼女の書いた漫画の単行本も並んでいます。

その彼女がある時、「小学校高学年から中学1,2年生対象の少女漫画誌に移ることになったんだ」と報告してきました。担当の方に聞くと、彼女を筆頭に何人かの漫画家さんで新しい漫画誌を作るということでした。「ちゃお」のお姉さん版といううたい文句で。

ほぼ1人で引っ張っていたので残念ながら現在は刊行されていません。シビアな対象年齢をを狙って勝負するのだなぁ、というのが当時の私の感想です。描ける事もなかなか玄人芸のいるところではないでしょうか。

ファンタジーではなく、ほのかでかすかな色が付くか付かないか位の恋愛事情とか、彼女は同世代だったのですがなかなか苦しいところです(笑)先ほど「なかよし」デビューだといいましたが、今では「なかよし」は少しお姉さん対象の少女漫画月刊誌の位置にいるようです。

人気もそうですが時が流れると色々な事が変わってきますよね。

少し触れましたが懐かしい少女漫画月刊誌が休刊、廃刊という寂しい現実もあったりします。

少女漫画月刊誌の傾向

対象年齢も大きな変化ですがそれによってか他の要因もあいまってかそれぞれの月刊誌の傾向にも注目です。昔読んでいた少女漫画月刊誌によって、タイプが色々分かれてくるなどと言われます。

かなり大げさです。

どんな傾向があるか私の勝手な回想も加えてあげていきます。

なかよし

腐女子になる。ファンタジー系が強く、ランキングからも今では少しマイナー。少しお姉さんを狙っているので中高生でも読めます。とにかく昔は松本洋子さんの1、2、回で終わる綺麗な絵のホラーがやみつきでした。

こんなにかわいい絵をどうしてかけるのかとはまりまくったCLAMPの存在も秀逸です。

りぼん

リア充になる。恋愛系が強く、昔から人気少女漫画月刊誌でしたね。

一条ゆかりさんはもう楽しすぎて、大人すぎて、綺麗すぎて、知らない人はいないのではないでしょうか。

ちゃお

おたくになる。私的にかなり読者年齢層が低いと思われます。子供向けで大人も推奨できるということなのでしょうね。少女漫画月刊誌の「ジャンプ」的な存在です。

LaLa

私的にかなり好きです。今でこそ「夏目友人帳」などからほのぼのというか人情味溢れるといった内容のものが多いですが、昔もそうですね、私は成田美奈子さんがとにかく大好きだったのでそういう人間関係に特化していたともいえます。

花とゆめ

世界観スケールが違いすぎる。どうしたらこんなこと思いつくのだろうと感嘆せずにはいられないと冷静に分析する間もなく引き込まれる作品が多い気がします。

まとめ

漫画は私にはなくてはならない存在でしたが、今は本離れから、漫画離れ、アニメ離れ、ドラマ離れ、映画離れ、では何に没頭しているかといえば、スマホの動画視聴です。

Youtubeで短い時間もしくは短縮、早送りをして一つの物語を手短に要点だけ理解する。

背景も人のバックボーンも全然いらなくて、感想もたった一言あるかないか。無味乾燥をつまらないとも思えない、一度でも昔心を熱くしたあの作品を再読して生活に彩を取り戻してみては?と思う今日このごろです。

-雑記
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