地震大国、日本。最近さまざまな災害が各地で起き防災グッズが注目されていますよね。今までは、用意していなくても大丈夫だろうと思っていたあなたもここ最近の災害の異常さを見ていたら備えなくてはいけないと思い始めていませんか。
でもどんなものをどれくらい用意しておけばいいのかわからない。そんな防災初心者のあなたに必要なもの、必要ないものを一挙紹介します。
防災グッズで必要ないもの,無駄だったものを紹介
防災グッズで検索するといろんなものが出てきますよね。それを片っ端から買っていたら大変。きっと必要のない無駄なものもあるはず。ここでは、緊急避難時に必要ない無駄だったものを紹介します。
1.懐中電灯とラジオ
懐中電灯とラジオを緊急時に両方持ち出すとかさばります。今の時代スマホがあれば両方の役割をはたしてくれますよね。
でもスマホが使えない状況になったら?と不安になる方は懐中電灯とラジオが一体型になったものがあるので、それを用意しましょう。
2.化粧品と基礎化粧品
女性にとって化粧品は大事なものかもしれませんが、避難所などでは衣食住の確保で手一杯で、化粧どころではなかったなどの声も聞きます。また、そんなときにおめかししても意味ないですよね。お肌の荒れよりも命を優先してください。
3.テントなどのキャンプ用品
ひと昔前は、防災グッズとしてテントなどのキャンプ用品を備えておくことがありました。しかし、今の日本は避難所へ避難するのが一般的で屋内に避難できないからと言ってテントを張って過ごすことはほとんどありません。
また緊急時にテント一式を持って逃げるのは非効率すぎます。テントはおいていきましょう。
4.紙皿と紙コップ
避難所などで使うかもしれないと用意するかもしれませんが、かさばる上に再利用もしにくいものです。どうしても必要と思ったならプラスチック製の皿やコップを数個用意しておきましょう。
5.ティッシュペーパー
避難所などでは衛生面が気になりますよね。なので、ティッシュペーパーは重宝すると思いますが箱はかさばります。
トイレにも流せないので、持っていく必要はありません。そのかわり芯を抜いてつぶしたトイレットペーパーを持っていくようにしましょう。非常用袋に入るなら多めに持っていくといいと思います。
6.タオル
タオルは体を拭く、包帯のかわりにできる、床に敷いて寝られるなどいいことがたくさんありそうですが一番の欠点がかさばることです。
ですから、タオルではなく薄手の手ぬぐいを持っていくようにしましょう。手ぬぐいでもタオルと同じ役割が期待できますよ。
7.毛布と新聞紙
冬場などに暖をとるために毛布などを持っていこうとする人がいますが、はっきり言ってリュックに入りません。ならばと、新聞紙で暖を取ろうとする人もいますが正直寒いです。今はこれよりもいい防災グッズがあります。
非常用ブランケットを一枚用意しておきましょう。これさえあれば寒い冬場もどうにかしのげます。しかもたためば手のひらサイズになる優れものもあります。
8.大量の水
生きていく上で水は最低限必要なものです。ですが、大量のペットボトル飲料水を持って避難するのは危険ですよね。
避難が遅れてしまう可能性もあります。ですので、ペットボトル飲料水は減らして、汚れた水を飲めるようにするアイテムを持っていくようにしましょう。ストロー浄水器はコンパクトで安くてオススメです。
9.防災グッズセット
よくネットなどで防災グッズのセット商品が売られていますよね。30点セットで○○円とか。一見これさえ買えばもう大丈夫と思いがちですが、これって実は必要のないものもたくさん入っていてお値段も結構するんです。
ですので、買うときはすぐに飛びつくのではなくて、中身を吟味してから必要なものしか入っていないセット商品を選ぶようにしてくださいね。中にはバラで買いそろえたほうがう安く済む場合もあるので要注意です。
10.ロープ
避難していて実際そんなにしばるものはありません。ロープのかわりに針金を用意しておけば懐中電灯を吊るすのに役にたったという意見はありました。
防災グッズどこで買えるのか?
防災グッズを揃えるならどこで買うのが正解なのでしょうか。それは、あなたの住んでいる場所にもよります。どういう場所に住んでいるのかによってどこで買うのがベストなのか紹介していきます。
・都会に住んでいるあなた
100円ショップ
雑貨店
食料品店
上記を中心にそろえましょう。デパートは高くつくのであまりおすすめしません。
買いにいく順番としては100円ショップ→雑貨店ですね。100円ショップに防災グッズなんて売っているの?と不安に思うかもしれませんが、今の100円ショップはすごいですよ。よく探してみると意外とそろいます。
100円ショップで足りなかったものを雑貨店で買うと安く防災グッズを揃えることができると思います。ちなみにダイソーでは、17点を2052円で買うことができました。
キャンドゥで追加3点432円、で合計20点2484円でそろえることができました。ネットでセット商品を買うと30点で19800円です。10点足りない分があったとしても100円ショップのほうがうんと安く買うことができますね。
また食料品店では、主にレトルト食品を買うようにしましょう。
・地方に住んでいるあなた
ネット注文 がおすすめです。もしかすると地元密着の安いお店があるかもしれませんが、ネット上には防災グッズを取り扱っているお店がたくさんあります。比べてみて安いほうで買ってくださいね。
まとめ
これから防災グッズを揃えようとしているあなたにとってためになる記事だったでしょうか?防災グッズって揃えだすときりがないと思います。
ですから、使用する場面に応じて4種類のリュックを用意しておけばいいと思います。
1.緊急時用
2.非常用持ち出し
3.備蓄品(三日分)
4.大規模災害用(三日以上の避難用)
1と2はなるべく少ない荷物で、すぐに持ち出せるようにしておくといいですね。
ご自身の命を守るため、家族の命を守るためにもまだ用意していない人は防災グッズをそろえることをおすすめします。これを使わないことが一番いいことなんですけどね。